Apple Watchを2年間使ったレビュー

Apple Watch

Apple Watchを購入して約2年。最初はWatch4、今はWatch7を使っています。

今回はWatch7というより、Watchのレビューです。

Apple製品の中で買って良かったもの上位!

間違いなく、今まで買ったものの中でも上位です。

買ってよかった(*´∀`)ノ。

特にApple Watchがもたらす生体データが素晴らしいんです。

Apple Watch

私が購入したモデルはこちら

私のApple Watch
  • Apple Watch7
  • ミッドナイトアルミニウムケースとスポーツバンドモデル
  • ケースサイズは45mm
  • GPSモデル

Apple Watch

Apple Watch4は小さいケースのモデルだったんですが、今回は45mmケースにしました。

ランニングの際、走りながら見るには画面が小さかったので(^^ゞ

Apple Watch4とApple Watch7

セルラーモデルも検討したんですが、以下の理由でGPSモデルにしました。

GPSモデルにした理由
  • セルラーモデルの方が高価
  • セルラーモデルは毎月通信料が掛かる
  • Apple Watchのみで出掛けるのはランニング時のみで、クールダウン時に使用するためiPhoneを携帯している(=セルラー機能を使う必要がない)

今のところ、何の問題もありません。

Apple Watch4との主な違いは液晶の大型化と常時点灯化(消すこともできる)、電池持ちと充電速度の改善、血中酸素濃度と心電図が計測できること、と言ったところ。

メリット

Apple Watch7のメリット
  • Apple Watchが取得する生体データを元に、生活の改善ができる
  • 運動したくなる
  • サボってると教えてくれる
  • 液晶の常時点灯が便利&見た目が良い
  • Apple製品のロック解除が超便利
  • LINE等のメッセージが手元で確認できる
  • 緊急時の連絡機能が安心

生体データを元に、生活の改善ができる

今まで自分の行動を常時モニタリングする事は出来ませんでした。

例えば歩数はiPhoneでも計測できますが、肌身離さず持っていないと正確なデータは取れません。

Apple Watchは常に身につけているので、正確なデータが取れます。

また、Apple Watchならではのデータ項目もあり、今まで取れなかったデータが取れるようになりました。

例えば心拍数、心肺機能、血中酸素濃度、睡眠の質などです。

しかも腕に付けているだけで勝手にモニタリングしてくれます。

Apple Watchでモニタリングできるメニューの一部
  • 歩数
  • アクティブエネルギー(消費カロリー)
  • スタンド(立っている時間)
  • ウォーキング・ランニングの距離等、各種エクササイズ結果
  • 心肺機能
  • 心拍数
  • 睡眠の質
  • 血中酸素
  • 心電図 等

データを元に健康になるための改善行動ができますし、どこに問題があるのか考えるヒントにもなります。

例えばこんな感じ。

生体データを利用した改善行動の例
  • いつも眠いと言う症状→よく眠れた日のデータ、熟睡できなかった日のデータと当日の行動を照らし合わせ、原因を検討する(運動した、お酒を飲んだ、飲まなかった、早めに風呂に入った、など)。
  • 心肺機能が低いと言うデータ→いきなり高負荷をかけず、心肺機能の改善状況を見ながら段階的に負荷を高めていく。

私自身、”睡眠時間をしっかり取っているつもりなのに、いつも眠い”と言う悩みがあったのですが、これまでは自分の睡眠がどのようになっているか知る方法がなかったんです

Apple Watchを買って、初めて自分の睡眠がどうなってるのか知ることができました。

睡眠データを見ると、寝入りが悪く睡眠の前半は眠りが浅い。深い睡眠は後半に偏っている傾向がありました(妻は就寝と同時に深い眠りが起床まで続いており、私と対照的笑)。

私の場合、”睡眠時間自体はそれなりに取っている一方、深い睡眠の時間が不足”している様です。

そこで寝入りを良くするために「日中に適度な運動」「深い睡眠時間を確保するために、もう少し睡眠時間を確保してみる」など、データを見ながら効果を確認することができます。

今まで感覚的にやらざるを得なかった事を、データを確認しながら検証出来る点が素晴らしい^^

自然と運動したくなる

Apple Watchは様々なデータをモニタリングしています。

過去実績と比べてどうか、一般的な平均と比べてどうか、と言うことも分かります。

不思議なもので、足りない部分が見えると自然に「運動したくなる」んです。

「今日はあまり動いていないから少し歩こう」

「今月のランニング距離は先月より少ないな。ちょっと走ってこよう」

「50代平均より心肺機能が低い。頑張ろう」

と言った感じ。

そしてやった結果がデータで見えるので、更にやる気になるという好循環が生まれます

健康でいるための行動を促してくれる

座りっぱなしだと、1時間おきに立ち上がって動くように促してくれます。

Apple Watchに「立て!動け!」と促される私

全然運動していないと、夕方に「まだ時間はありますよ」などと運動目標の達成を促してくれます。

1日の活動目標や睡眠目標を達成すると褒めてくれます。

こんな風に、本人が何かに没頭していても、Apple Watchがあれこれ世話を焼いてくれます

私の場合、集中すると何時間も座りっぱなしで作業する事も珍しくないんですが、Apple Watchが「立って動け」と言ってくれるので、その度に体を動かして身体をほぐしています。

自分で気をつけてやるのは以外に難しいものです。

Apple Watchは持ち主が健康でいるため、ケツを叩いてくれて、助かります(*´∀`)ノ

Apple製品のロック解除が快適

iPhoneもMacもApple Watchで解除できます。

特にマスク着用の際はとても便利。

地味ですがこうしたAppleデバイス間の連携機能は、Apple製品の大きなメリットの一つです。

LINE等のメッセージが手元で確認できる

LINEやメッセージ、着信などが手元で確認できます。簡単な返信もできます。

会議中や打ち合わせ中等、iPhoneを直接確認できないシーンで便利です。

液晶の常時点灯が便利(就寝時は消せます)

Apple Watch4は常時点灯ではなかったので、画面をタップするか手首をひょいと動かして画面を点灯させる必要がありました。これが面倒だったんです。

また、相手がいる時にさりげなく時計を確認することが難しい、と言う問題もありました。

Apple Watch7は常時点灯なので、「さあ見るぞ」と言う仕草が不要です。

それに常時点灯の方が見た目が良い感じです。

※設定で就寝時は消灯にすることができます。

緊急時の連絡機能が安心

Apple Watch装着時に転倒すると、衝撃を感知して緊急連絡先に連絡する機能があります。

万が一の際、家族に知らせることができて良いですね。

※いきなり連絡するのではなく、「転倒しましたか?」と聞かれます。

デメリット

Apple Watchのデメリット
  • iPhoneがないと使えない
  • バッテリー持ち(悪くはないが良くもない)
  • 就寝時に時計を着ける違和感(ただし慣れる)
  • おしゃれな時計、ではない(多分)
  • 改札でSuica等が使いにくい

iPhoneを持っていないと使えない

デメリットと言うべきなのかは微妙ですが、単体では使えません。iPhoneが必要です。

とは言え、iPhoneを持たない人がApple Watchを持つメリットってあるの?と考えると特に思いつきません┐(´∀`)┌。

むしろiPhoneと連動しているからこそなのでは、と思います。

バッテリー持ち(悪くはないが良くもない)

Apple Watch4の時は1日に2〜3回、小まめに充電していました(途中で電池が切れたことはありません)。

Apple Watch7にしてからは充電が早くなり、風呂に入っている間に1度充電すれば十分です。

ただ1日に1回は充電が必要なので、まだまだ「電池持ちが良い」とまでは言えませんね。

2〜3日持ってくれると良いのにな〜。

就寝時に時計を着ける違和感(ただしすぐ慣れる)

Apple Watchは基本的に付けっぱなしです。

起きている時は良いのですが、時計をつけたまま寝るのには、違和感ありました(睡眠をトラッキングするためです)

普通の時計ではやらない事ですから、気になる人は多いかも。

ただ自分でも意外でしたが、暫くすると慣れてしまいました。

かれこれ2年位経ちますが、今では時計をつけて寝ることに全く違和感がありません

勿論、睡眠時のトラッキングが不要なら外しておけば良いです(妻は外してます)。

”おしゃれな時計”ではない(多分)

ベルトや材質を変えれば良い感じにはなると思いますが、一般的に見れば「おしゃれな時計」では無い様な気がします。

少なくとも時計好きが振り向く時計ではない笑

仕事中に着けてると、反応がはっきりと二分されて面白いですよ。

・あ、Apple Watchじゃん、いいね(*´∀`)ノ!

・ああ、Apple Watchか ┐(´∀`)┌ フッ 笑

こんな感じ笑。後者は大体、高級時計が好きな人達です。

でもそれで良いんです。それぞれ時計に求めるものが違うんですからね。

交通系電子マネーが使いにくい

改札のSuicaをタッチするところは右側なんですよね。

一般的に時計は左腕につけるので、タッチしにくいです。

腕を交差してタッチする位ならポケットにあるiPhoneをかざせばいいじゃん、となります。

最近は右手にApple Watch、左手に普通の時計をつける人もいるそうです。

個人的には違和感があるのでやりません。キーボード打つ時も邪魔だし。

Apple Watchに助けられた経験談

とまあ、こんな感じで個人的にはヘルスケア関連の機能にベタ惚れなんですが。

それを実感したことがあるのでご紹介します。

ある日Apple Watchから警告が!

以前、長い期間体調を崩したことがあるんですが、ある日Apple Watchから「心肺機能が落ちているので危険」的な警告メッセージが来たんです。

びっくりしてヘルスケアアプリで確認すると、心肺機能が「平均より上」から最低ランクの「低い」に急降下していました。

心肺機能急降下の図

そしてアプリにはこんなコメントが。

”心肺機能レベルが低い場合、将来、健康を維持できなくなるリスクが大幅に高まります

警告されてしまった・・・

「大幅に高まります」って・・(゚д゚lll)。

やばい。このままではFIREどころでは無いぞ。

検査結果は重症

病院で検査すると気管支の炎症が酷い。お医者さんに「重症ですね」と言われてしまいました。

実際かなり体調が悪かったのですがここまでとは。

Apple Watchが身体の状況を正確に補足し、警告まで発したことにビックリしました

Apple Watchのデータを参考にリハビリ

その後体調の回復を待って、ウォーキング→ジョギング→ランニングと少しずつ負荷を掛け、体力回復に努めました。

最初は100m歩くのにゼイゼイ言ってたのが、数ヶ月後にはゆっくりながら2〜3キロは走れる様になっていました。

それに伴い、Apple Watchのデータにも変化が。

3ヶ月後に「平均より低い」→4ヶ月後には「平均より高い」にまで回復したんです。

その時のデータがこちら。

心肺機能回復期の図。頑張った。

自分でも気づかない不調をApple Watchが示していた

驚いたのはそれだけではありません。

それ以降、心肺機能は「平均より高い」の最低ライン辺りで推移していたんです。

自分的にはかなり良くなったと思っていたんですが、その後は一進一退で再び「平均より低い」ゾーンに下がってきたんです

直近は再び「平均より下」に。

丁度そんなタイミングで、病院で1年ぶりの定期検査を受けたのですが・・・。

検査結果は「昨年よりは大分良くなったものの、まだ気管支に炎症がある」とのこと・・・。

モストグラフィーという検査機器の画像でも確認できました。

自覚症状がなかったのに、Apple Watchはお見通しだったというわけですΣ(゚Д゚)スゲェ!!。

Apple Watchすごい。

まとめ 健康でいる為の手助けをしてくれる時計。オススメ。

FIREする、しないに関わらず健康はとても大事です。

幾らお金や時間があっても不健康だと好きなこともできません。

とは言え、自分1人で努力し続けるのは難しいものです。

Apple Watchはその手助けをしてくれます。

オススメです^^

コメント

タイトルとURLをコピーしました