電気代が上がりますね。
節電している方も多いのではないでしょうか?
ウチも節電に励んでいるのですが、それに加え、ベランダでソーラー発電を始めました。
今回はベランダでどの程度発電できるのか?について実験してみます。
(本記事はPR広告を含みます)
電気代値上げに対処する方法
電気代の節約には幾つか方法があります。
- 電気代の「単価」を下げる→単価の安い契約を選ぶ
- 電気の「使用量」を減らす(節電)
- 自宅で発電する(=電気を買わない)
1の「電気代の単価を下げる」については各社の契約を比較検討しましょう。
ただ各社値上げする状況ですから、1だけで電気代を削減するのは難しいと思います。
結果的に、節電か発電、または節電と発電の併用が良いでしょう。
今回は3の「発電」についてです。
発電する前に今回の趣旨を確認
最初にお話しすると、我が家は災害対策+アウトドア用途でポータブルバッテリーとソーラーパネルを所有しています。
今回は「手持ちの設備を活用して自宅のベランダでソーラー発電したらどうなるか?」がテーマです。
ポータブルバッテリー+ソーラーパネルは高価なモノです。
「節電目的のみでこれらを購入しても、十分元が取れるよ」と言う記事ではありません。
この点は予めご了承ください。
ソーラー発電に興味がある方は防災対策やアウトドア用途を含めて検討するのが良いと思います。
発電に使用した機材
発電に使用した機材はこちら。
- ソーラーパネル:Jackery solar saga100×3枚(最大出力300W)
- ポータブルバッテリー:Jackery 1500(容量1500Wh)2台
ソーラーパネル
Jackery SolarSaga 100
出力100Wパネル×3枚=最大出力300W
ソーラーパネルは5枚所有しているのですが、スペースの問題で3枚を使用。
ポータブルバッテリー
Jackery ポータブル電源 1500
バッテリー容量は1534Wh、ポータブルバッテリーでは大型です。
定格出力は1800Wあり、電子レンジ等の高出力家電も稼働できます。
余談ですが、現在はより高性能なタイプも発売されています。大きな違いは従来型に比べ充電可能回数が大幅に増える点、急速充電できる点です。
今買うならこの2機種がお勧め。
なお、ソーラーパネルの接続端子はメーカーによって異なります。
多くの場合、変換ケーブルを使えば接続できるのですが、AnkerとJackeryは変換ケーブルがないので接続できません。
Ankerは他のバッテリーメーカーを購入する場合は、ソーラーパネルとセットで購入しましょう。
実験環境
- 実施時期:2/15〜4/16
- 発電時間:概ね12:00 – 17:30
- ベランダの方角:西向き。
- 日当たり:良好
- ソーラーパネルの設置方法:物干し竿に引っ掛ける形で設置。設置角度は約30度
時間帯でソーラーパネルの向き調整などは行なっていません(設置後は放置)。
実験結果(予想以上の好結果)
実験結果はこちら。
4月の好条件時で最大約480Wh発電できました。夏になると更に発電量増えると予想できます。
ソーラーパネルの最大出力は、視認した範囲で最大211Wを記録。
因みにパネルに日が当たっていなくても5〜8W発電していました。
スマホの充電なら十分可能です。
発電でどれ位の電気消費を賄えるか?
1Wh=270.27mAhです。
1日の発電量を2〜4月の平均実績340Whとした場合、340 × 270.27=81,081mAhです。
これでどの位の電力を賄えるのでしょうか?
Apple製品を例に計算してみましょう。
どうでしょう?
1日充電するだけでこれだけ使えれば上出来じゃないでしょうか?
電気代削減には余り貢献しない
一方、電気代の削減にはどの程度効果があるのでしょう?
実験期間中の電気消費量は300kWh前後でした。
1kWh=1,000Whです。
例えば4月の平均発電量401Whで15日発電した場合の総発電量は
401Wh × 15日=6,015Wh≒6kWh
仮に1kWh当たりの電力単価が50円(燃料調整費、再エネ賦課金含む)だった場合の電気代削減額は
6kWh × 50円=300円
うーん、労力の割に大した金額じゃないですね(^^ゞ
※電気代の単価は電力会社によって違うので、ご自身の契約単価で計算してみてください。
まとめ 災害対策等とセットで検討するならアリ!
と言う事で実験結果は「思ったより発電できた。但し電気代削減にはさほど貢献しない」でした。
ともあれ設備はあるのでフル活用しています。
ソーラー発電って謎に「なんか楽しい」って気持ちもありますし笑
ソーラー発電に興味がある方は防災対策やアウトドア用途を含めて検討するのが良いと思います。
ではまた〜。
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