コロナ禍により中古価格が高騰中!
長引くコロナ禍で、車の需要が高まっているそうですね。
一方、半導体不足や中国のロックダウンなどで、メーカーの生産に支障が出ています。
その影響で、中古価格、特にミニバンの価格が高騰しているそうです。
我が家はVOXY(6年落ち)に乗っているのですが、新型VOXYの納期は1年超とのこと。
ディーラー担当によれば、今は販売業者の中で中古車の取り合いになっているとか。
私がお世話になっているディーラーでも、「ミニバンオーナーの方、査定だけでもしてみませんか!」というポップが各テーブルに置いてありました。
我が家のVOXY(6年落ち)
我が家のVOXYはこんな感じです。
細かい傷はありますが、概ね綺麗な状態。
VOXYの査定額(前年対比19%UP!)
実は昨年、資産価値を把握するためVOXYを査定依頼したことがあるのです。
その後、今年6月下旬に再度査定したところ、査定額が爆上がりしていました。
昨年と比べて年式が1年古くなり走行距離も伸びているので、査定額は下がるのが普通です。
しかもVOXYは新型が発売されたので、ウチのは型落ちモデルです。
このアウェイな状況にも関わらず、査定額は前年対比で約19%増!と言う結果になりました。
これはヤバいですね。
とは言え「売れば絶対得!」と言う訳ではない
「いいじゃん、今のうちに売っちゃえ!」と思った方、多いと思います。
ただし、そうとも言い切れません。
売ってメリットがあるケースと、そうでもないケースがあります。
順に見ていきましょう。
売却してメリットがあるケース
現在の査定価格高騰の大きな原因の一つが「新車供給が遅れたことによる需給バランスの悪化」です。
「新車が手に入らないので、一時的に中古車に殺到している」と言うことですね。
つまり「今は、売る時も買う時も高い」と言うことです。
それを踏まえると、以下に該当する方は売却でメリットがあると思います。
売却のみの場合
現在の中古市場高騰は新車の納期遅れが大きな要因にですから、生産が回復すれば中古価格は大きく下がるでしょう。
ですので、「売るだけ」の場合は今が売り時でしょう。
短納期の新車に乗り換える場合
新車に乗り換える場合もメリットがあります。
新車は定価が決まっているからです。
ただし、納期が長いとその間に査定額が下がってしまうのでメリットが無くなってしまいます。
査定額が落ちない程度の納期で新車で購入する場合はメリットがあるでしょう。
私はこのパターンで、VOXYからハイエース(新車)に乗り換えることにしました。
現在、ハイエースの納期は約3ヶ月です。
査定額は保証が付いたので査定額が下がりません(事故ったりしたら下がります)。
ハイエースは物流業者に欠かせない車種のため納期短縮に努めているらしく、3ヶ月でもかなり長い方だそうです(ディーラー談)。
また、私の場合はカーディーラーで査定したのですが、新車購入の下取りとして出す場合、新車契約時点の査定価格を保証するシステムでした。
このため、仮に納期が遅れても査定価格は変わりません。
新車を購入予定の方は検討の価値があると思います。
(なお、ディーラーにより対応が異なる可能性ありますので、必ず確認しましょう)。
売却メリットが無い(薄い)ケース
以下のケースは売却メリットが薄い、場合によってはデメリットが大きいかもしれません。
中古車に乗り換える場合
現在、査定価格が高くなっている要因は、需給のミスマッチによる中古価格の高騰です。
なので「売る場合はメリット」になる一方、「買う場合は割高」になる、ということです。
せっかく高く売っても、代わりに割高な車を買うことになるなら、メリットは少なくなりますね。
中古価格の高騰は一時的なものと思われるので、割高な中古車を買うことになり売却時に大きく査定額が下がるかもしれません。
納期が長い新車に乗り換える場合
納期が半年、1年単位で長いケースを想定しています。
納期が長い場合、ディーラーも査定額の保証が難しいようです。
そうなると、時間の経過とともに車の価値が下がります。
その間にメーカーの生産体制が整い、需給ミスマッチが解消されると中古価格は下落するでしょう。
こんな状況で納期の長い新車を購入するのはリスクが高いと思います。
また、精神的に落ち着かないかもしれませんね。
こういう場合は買い換え自体を延期するのが良いかもしれません。
我が家は新車のハイエースに乗り換え!
我が家は悩んだ結果、ハイエースに乗り換えることにしました。
決めてになったのはこういった事情です。
元々、VOXYは10年乗るつもりで、それ以降は中古のハイエースにするつもりでした。
しかしVOXY(6年落ち)をこの価格で売却できるチャンスは今後訪れないでしょう。
一方で中古ハイエースもVOXY同様、価格高騰しています。
走行距離や経年劣化のパーツ交換費用などを考慮すると、デメリットの方が目立つ印象でした。
諸々考慮して、ハイエースの新車を選択することにしました。
この件はまた改めて記事に書きたいと思います。
まとめ 賢く売買してコストを抑えましょう
いかがでしたか。
本来、資産形成の面で考えれば車は持たない方が良いと思うのですが、持つ場合は賢く購入して出来るだけコストを抑えましょう。
ではまた。
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